貸出冊数は伸びているのか?
利用登録者の44%が市外居住者で、貸出数が2.2倍ということは、休館と開業効果を考えると、市民への貸出は実はあんまり増えていないんじゃという気がするのですが。 / 民間と公共融合「手応え」 武雄市図書館 saga-s.co.jp/news/saga.0.24… #takeolibrary
— MAEDA Katsuyukiさん (@keikuma) 2013年4月29日
そうそう。
計算しようと思って忘れてました。
先日書いた「武雄市図書館の市民の利用率」でも引用した、佐賀県武雄市の樋渡啓祐市長のブログに書かれているデータも使って計算してみましょう。
図書館の利用者登録者状況:市内56%・市外44%
貸出冊数23日間:44,000冊・一日あたり1,913冊
ということは、あくまでも単純計算すると1,913冊の56%なので、新図書館において市内の貸出冊数は1,071冊となります。
武雄市の図書館の統計データによると、平成23年度の貸出合計は352,312冊。
そして、これを開館日数295日で割ると平成23年度の貸出冊数は一日あたり1,194冊となります。
詳細なデータが存在しないので単純計算なわけですが、果たしてこの数字をどう見るべきでしょうかね?