報道ではなく提灯バラエティだったね
昨日、4/28にバンキシャで武雄市の図書館の件が放映された。
そもそも4/7に放映予定だったものが3週間遅れての放映である。
放送予定だった4/7の前に、バンキシャの情報提供・意見・感想のページから、私がまとめているサイトの情報を提供し、問題部分についても取り上げていただきたい旨を送っていたのだが、「予想通り」そういう部分には触れられていなかった。
真相報道 バンキシャ! 「武雄市図書館がリニューアルオープンした。その1か月に迫る」の感想ツイート
まあ、バンキシャ自体が期待出来るメディアではないことはわかっていたので、特にがっくりもしていないのだが、「真相報道」などという前置きを外して「三流ニュースバラエティ バンキシャ!」くらいにしていただきたいと真剣に思っている。
もちろん、昨日の時点でも以下の内容をメールアドレスまで付けてポストしたわけだが、結局は何の反応も無くネガティブ意見には耳をふさぐ報道がされたにすぎない。
佐賀県武雄市、および市長についての問題をまとめている者です。
https://sites.google.com/site/takeoproblem/
今夜、延期になっていた賀県武雄市の図書館についての放送があるようですね。
以前にも情報を提供させていただきましたが、その後それがどのように反映された上で放送されるか興味を持って拝見させていただきます。
過去、様々なTVで武雄市の件を取り扱っていますが、正直なところ体制に阿った提灯番組でしかないという印象を持っております。
最も多く報道されているのは図書館の件についても、取材をきちんとされていると思ったことは一切ありません。
https://sites.google.com/site/takeoproblem/library
また、市長自身の問題について触れている番組に関しては全く記憶がありません。
https://sites.google.com/site/takeoproblem/0-tong-du-qi-youtoiu-ren-wu/05-dong-henado
バンキシャがバラエティ番組であるならそれでも良いと思いますが、報道番組という自負があるのであれば、公平に問題部分にも迫った内容になっていることを期待します。
また、放送された内容に関しましては、著作権法に触れない範囲で引用した上で、本まとめサイトにエントリーさせていただくかと思いますのでご了承ください。
意見に耳をふさぐという姿勢を見る限り、バンキシャと樋渡啓祐市長は同じカテゴリーの中にいると考えても良さそうだ。
放送の中で樋渡啓祐市長が「批判に耐えられないものは残らない」などと言っていたが、批判を聞かないように(しかも、それを閲覧者に見えないように情報操作)しているのだから耐える以前の問題だろう。
ちなみに私自身は私の活動を「批判」だとは認識していない。
何故なら、まだ「施策として評価出来る状態ではない」からで、あくまでも「意見提示」だと考えている。
ただし、施策として動き出す前の「プロセス」と「市民へのコンセンサスの在り方」に関しては批判しているけどね。
意見を聞く姿勢が無い行政や番組が、今後、様々な情報が伝播していくことで、本当に残ることが出来るかどうかをじっくり見守るつもりだ。
今は諸々の情報が広まっていくシーンで、本当に批判が出てくるのはこれからのはず。
まだ、始まったばかりなんだよ?
貸出冊数は伸びているのか?
利用登録者の44%が市外居住者で、貸出数が2.2倍ということは、休館と開業効果を考えると、市民への貸出は実はあんまり増えていないんじゃという気がするのですが。 / 民間と公共融合「手応え」 武雄市図書館 saga-s.co.jp/news/saga.0.24… #takeolibrary
— MAEDA Katsuyukiさん (@keikuma) 2013年4月29日
そうそう。
計算しようと思って忘れてました。
先日書いた「武雄市図書館の市民の利用率」でも引用した、佐賀県武雄市の樋渡啓祐市長のブログに書かれているデータも使って計算してみましょう。
図書館の利用者登録者状況:市内56%・市外44%
貸出冊数23日間:44,000冊・一日あたり1,913冊
ということは、あくまでも単純計算すると1,913冊の56%なので、新図書館において市内の貸出冊数は1,071冊となります。
武雄市の図書館の統計データによると、平成23年度の貸出合計は352,312冊。
そして、これを開館日数295日で割ると平成23年度の貸出冊数は一日あたり1,194冊となります。
詳細なデータが存在しないので単純計算なわけですが、果たしてこの数字をどう見るべきでしょうかね?